下記の記事が少し話題になっていました。
わたし自身は30代中盤ですが、実際に友達がいません。
正しくは、頻繁に連絡取るような友達がいません。
特に意図して、人間関係リセット症候群という訳ではなく、自然にリセットされていってしまった感じです。
LINEを見ても、この1年友達との連絡実績がない、、、
そのため、人間関係リセット症候群ということに対して、わたし自身は懐疑的で、特定の地域への人口の集中がその要因かと思っています。
人間関係リセット症候群とは
SNSが普及し、スマホを開けばすぐに相手の近況を知ることができる、誰かと連絡がとれる、そんな便利さが手に入った一方で、常に誰かとつながっていることに疲れ、ある日突然周りの人との関係を断つ行動を「人間関係リセット症候群」といいます。
具体的な行動としては、下記あたりです。
- SNSの削除
- 音信不通になる (連絡先の変更や削除)
- 引っ越しや転職を繰り返す
自分の場合
高校まで
わたしの地元は大分県です。
そのため高校生までを大分県で過ごしました。
特に田舎の方の地域に住んでいました。
どのくらい田舎かというと、一番近い中学校でも10km近く離れています。
最寄りのバス停も家から1.5kmの場所にあったので、そこまで20分歩いてバスに乗り、バスで10km移動という感じでした。
バスも1時間に1本あるかないかという感じだったので、乗り遅れると大変でした。そして時間通りに来ません。
中学校は3割くらいは進学を目的とした高校に行きますが、5割は就職を目的とした高校へ、残り2割は中卒でそのまま働く(家業の漁師や農家で)ような感じでした。
わたしは進学を目的とした高校に行ったため、この時点で働くことを目的として動き始めた7割の人との繋がりは薄くなってしまいました。
家から通える高校も限られており、家から一番近い進学校に行きましたが、進学校とは名ばかりの半分くらいの生徒は専門学校に行くような学校でした。
大学は大分県とは別の九州内の大学に行きました。
そのため、ここで大分県に残った友達との繋がりは、上記の中学時代の友人も含め薄くなってしまいました。
ここで人間関係のリセットが強制的にかかりました
大学
大学時代は、年に1回は大分県に帰っていました。
成人式や成人式のタイミングでの同窓会にも参加はしましたが、やはり大分県にずっと残っており日頃から付き合いがあるであろう人たちとの距離は感じました。
当時はまだLINEという連絡手段がなく、メールが主でした。
メールアドレスが変更になると、それはそれで更新をするというのも大変だったことを思い出します。
大学では、体育会系の部活動に所属していたので、人数は多くないですが、それこそ365日一緒にいたような友達ができました。
就職
就職をきっかけに、関東に出てきました。
九州では、あまり就職する先が見つかりませんでした。
九州から大きく離れたことで、いよいよ中学・高校・大学の友達と会うというのは物理的に難しくなってきました。
大学時代に密にお付き合いしていた友達も、物理的な距離が広がるとなかなか会えません。
自分が考える原因について
日本の人口減少に伴い、都市部への集中というよりは、地方で生活をしていくことが難しくなりつつあることが原因ではないかと思っています。
高校から大学、大学から就職と人生の岐路に立つたびに、地方出身の人は生活拠点を変えていかざるを得ない状況です。
福岡のTOTO、山口のユニクロ、広島のマツダ、北海道のニトリなど有名な企業で地方に本社があるものや、各電力会社や有名企業の子会社もありますが、狭き門のため、関東や関西に出ざるを得ない人も多くいるでしょう。
人間関係リセット症候群についてまとめ
人間関係リセット症候群の記事を見て、自分の考えを書いてみました。
自分でリセットしたくてしている訳ではなく、出身が田舎の人だと、あるタイミングでそういう形になってしまうのではないかと思います。
友達を改めて探す手段として、既婚者の真面目で上質な出会いHealmateをやってみてもいいかもしれません。