下記の動画をたまたまYoutubeで見かけて、気になったので自分なりに「北センチネル島」について調べてみました。
北センチネル島とは
インド洋東部ベンガル湾内に所在する未開の島で、場所は下記に位置しています。
インド領アンダマン諸島に所在しています。
なんだか簡単に行けそうではあります。
面積は約60平方キロメートルです。
縦横の長さに大きな差はなさそうなので7.7km ✖︎ 7.7kmくらいということですね。
住んでいる人
センチネル族が約40人から500人住んでいるそうです。
人数の幅が広すぎまずが、後述の理由から正式な人数を数えることができません。
なんと、センチネル族は外部との接触を強く拒否しており、侵入ができないそうです。
実際に2004年のスマトラ島沖地震の時に、安否確認のために訪れたヘリコプターに対して矢を放つことをしたそうです。
心配して向かっただろうに
なぜ、外部との接触を強く拒否しているのか
18世紀に当時の統治国であるイギリスが初めて島を訪れ、住人6名を捕えポートブレアに連行したそうです。
しかし2名が病死したため、残りは島に戻したということがあったようで、このことがセンチネル族の外部への攻撃性を高めたと言われています。
なぜ病死してしまったのか
私たちは日頃多くのウイルスや菌に晒されて生きています。
しかし、海の孤島で生きているセンチネル族は外界から新しいウイルスや菌にさらされていないと考えられます。
予防接種でこれまで克服してきた病気も、彼らにとっては致命的な病気になります。
2020年に発生した新型コロナウイルスの影響で、数年他人との接触を控えただけでも、2023年に多くの感染症が流行しています。
改めて、日頃ある程度の菌やウイルスに晒されるというのは重要ということがわかりますね。
気になること
いくら物理的に侵入できないとはいえ、この時代ですので衛星から様子を見ることは可能ではないかと考えたのですが、大半が鬱蒼とした緑に覆われており見えないそうです。
もちろん最新の科学技術で防御すれば近づくことは可能だと考えられますが、そこまでの金額を投資するメリットはないのではないかと思います。
また、インドの少数民族保護法によって、北センチネル島から半径5キロメートル以内への立ち入りは違法とされていますので、法の制約というのもあります。
実際に接近の補助をした漁師などが逮捕された実績があります。
なぜ、少数民族保護法によって守られているのか
この方針は、多くの病気に対する免疫を持たないと考えられるセンチネル族を危険から遠ざけるためのものです。
ジャラワ族という民族は、センチネル族と似たような状況ですが、外部との接触が増え「麻疹」が流行し、多くの方が亡くなってしまったようです。
北センチネル島のまとめ
北センチネル島について、調べたことを書きました。
世の中にはまだ知らないことがたくさんありますので、また色々勉強したいと思います。