スマホの充電がされていないと焦りますよね。
そういう時に「超急速充電」ができると、あっという間に充電ができます。
GALAXY S21以降のGALAXYシリーズは最大45Wの「超急速充電」に対応しています。
選ぶ充電器にも条件があり、少し難しいです。
環境を整えるときに、苦労したため、超急速充電する方法をまとめます。
こんな方におすすめ
- Galaxyのスマホを使っている方
- 超急速充電をしたい方
超急速充電対応とは?
PPS規格
超急速充電を行うためには、「PPS(Programmable Power Supply)」という規格に対応した充電器が必要です。
一般的には急速充電規格「PD(Power Delivery)」ですが、Galaxyシリーズで超急速充電したい場合はPPS規格に対応していることが重要です。
超急速充電の種類
この超急速充電は、実は2つに分けられます。
- 45W充電のSuper Fast Charging 2.0
- 25W充電のSuper Fast Charging
Galaxyの超急速充電には前述の通りPPSに対応した充電器が必要ですが、出力については単純に25Wや45W以上あればいいという訳ではありません。
45W充電の場合5.00A、25W充電の場合2.75A以上の電流に対応した充電器が必要となります。
まとめると下記です。
ポイント
- PPS規格に対応した充電器でなければいけない
- 45Wの急速充電は5.00A以上の電流に対応した充電器である必要がある
- 25Wの急速充電は2.75A以上の電流に対応した充電器である必要がある
おすすめの充電器
45W対応のもの
一番おすすめなのがSamsung純正の充電器です。
5A対応のケーブルもついてきますので、価格は少し高いですが、これであれば間違いありません。
Ankerの下記の充電器も大丈夫です。
上の純正のものに比べると値段が抑えられますが、こちらはケーブルがつきません。
5A対応のケーブルは下記などがあります。
25W対応のもの
下記が25W対応です。
リケイパパは45Wの超急速充電を目指していながら、間違ってこれを買ってしまいました。
これは3Aまでしか対応していないため、45Wの超急速充電ではなく、25Wの超急速充電となります。
※タイムセール開催中!!
超急速充電の充電時間
残念ながら25Wの超急速充電しかできないですが、充電時間を測ってみました。
計測に用いたものはGalaxy S22です。
Wifiにつないだ状態で電池残量が10%でスタートしています。
ポイント
充電開始から15分で40% (30%分の充電)
充電開始から30分で63% (+23%分の充電)
30分で10%から63%まで充電されるというは、かなり早いですね。
朝起きて、スマホが充電されていない!となっても問題なさそうです。
45Wの超急速充電対応だとさらに早くなりそうです。
ただ、バッテリーに負荷をかけないように充電するため、25Wでの充電に比べ2倍近く(45 / 25 = 1.8)に早くなる訳ではなさそうです。
45Wの超急速充電の環境を整えるのはお金もかかるため、25Wで問題なさそうという方はそれでも良いかもしれません。
これだけはやく充電されると大助かりですね
Galaxy側の設定
超急速充電を行うにはGALAXY側の設定も必要です。
デフォルト状態では超急速充電がONになっていますが、超急速充電ができない場合は確認してみて下さい。
「設定」→「バッテリーとデバイスケア」→「バッテリー」→「その他のバッテリー設定」→そこで超急速充電をONにしておきましょう。
Galaxyの超急速充電まとめ
Galaxyシリーズの超急速充電は、PPS出力対応充電器が必要です。
45Wの超急速充電はさらにできるものが絞られます。
ただし、25W充電でも30分で1日過ごせるくらいまで充電されます。
ぜひ、超急速充電の世界を味わってみてください!