ウィザーズ・ブレインの最終巻を読みました。
感想を書きます。
ニュアンスが伝わりにくいところがあるかもしれませんが、全てポジティブな意味で書いています。
ウィザーズ・ブレインとは
三枝零一さんによるライトノベルで、電撃文庫より、2001年2月に1巻がでて、20巻目が2023年9月に出て完結した作品です。
第7回電撃ゲーム小説大賞〈銀賞〉受賞作品です。存在の『情報』を書き換えることで、物理法則すら操る《魔法士》の少年、天樹錬が主人公のお話です。(一部電撃文庫のサイトより引用:https://dengekibunko.jp/product/wizardsbrain/302302005948.html)
感想の前に徒然なるままに
自分とウィザーズ・ブレインとの出会いは2006年の始めで、17歳の多感の頃に、アニメやライトノベルにどハマりし、オタク高校生活をスタートした時でした。7冊目にあたる「ウィザーズ・ブレインV 賢人の庭」が出ていたと記憶しています。
どの巻も面白かったのですが、賢人の庭の主人公のサクラというキャラクターにはまってしまいました。
今で言う推しキャラでした。
お小遣いのほとんどをラノベに費やし、毎日1冊くらいのペースで読んでいた(余談ですが、その読書量のおかげで、国語の成績があがりました)自分の中でも特に思い入れのあるシリーズです。
なぜ、こんなに好きになったのか、いま思い返すと、当時のオタク要素が詰め込まれていたところだと思います。
トロッコ問題、魅力的なキャラクター(ツンデレなサクラ、ですますをつけるセラ)、有名なゲームのオマージュ、カッコいいおじさんキャラ、などなど。
オタクの夢を詰め込みつつ、オリジナリティもあるところを魅力と感じたのだと思います。
それから15年以上が経ち、自分も高校を卒業し、大学生になり、社会人になり、結婚し、子供が生まれて、オタクの世界からは遠ざかってしまいましたが、この作品だけは追い続けていました。
時代の流れによって作風が変わってしまうこともなく、FateやKey作品の雰囲気が漂うままでいてくれて、有り難かったです。
光の空の感想
大団円で本当に良かったです。
Fateのセイバールートやコードギアスの最終回的な要素を感じましたが、サクラの最後の選択というのが、それを良い意味で超えるものだったと感じます。
たった一つの結末に止まらないものでした。
ウィザーズ・ブレインX 光の空の感想のまとめ
ウィザーズ・ブレインX 光の空の感想というか、それに伴う徒然なるままの雑記となってしまいました。
15年以上追い続けた作品の最終巻を読んだ勢いそのままに書いたので、支離滅裂かもしれません。
今となっては買っているラノベはこのシリーズだけになってしまいましたので、私自身もラノベからの完全卒業になりそうです。(9の中が出るまでも実質卒業状態でしたが)
ただ、短編集はあるようですので、それを楽しみにしています。
最後まで素晴らしいシリーズでした
2024年8月追記:
うぃざぶれふぁんぶっく~ウィザーズ・ブレイン完結記念アンケート~も買って読みました。
ファンの方にもとても愛された作品だったんだなと改めて思いました。